重音の練習!弾き方のコツとは?

重音をキレイに弾きたい、ということはありませんか

 

重音とは音階などのパッセージを3度、6度等で片手で演奏をするといった、1つ以上の音を同時に出すこと。

重音の練習

 

重音の弾き方のポイントはバランス。

 

 

上声と下声の釣り合いを取りながら、上声を明瞭にハッキリ目に演奏することです。

 

とは言え、右手は中指、薬指、小指という弱い指が上声を弾くようになるので思った以上に難しいものです。

 

そのため、まずはバランスを取る練習をすることが大切です。

 

 

例えば、下声の「ド」は上声の「ミ」の半部くらいの音量を目安に弾くと良いかと思います。

 

また、音の長さを十分に保って弾くテヌートがついている同音連打なら、手首を使って跳ねないように柔らかく打鍵するのがコツです。

 

そして、3度重音がキレイに弾けないという人も多いですが、その原因として隣り合う指を十分に独立させていないということがあります。

 

 

3-5から2-4の指に移る際、タイミングがてんでんバラバラになって食い違わないようにしましょう。

 

特に薬指(4)は動かしにくいですが、指の付け根の関節をしっかり使うよにするのがコツです。

 

また、2−4、1−3の移動も同じです。

 

 

さらにレガートで同じ重音を他の指に移し替える場合もありますが、一つひとつの音が途切れないように、音をなめらかにつなげて弾きましょう。

 

そのためには、指替えで手が鍵盤から上がってしまうのに注意して、手首を上手く使って音と音の切れ目を短くすことが大切です。

 

ちなみに、6度の重音は上声、下声の両方をレガートするのは厄介です。
曲によっても違いますが、下声はだいたい親指(1)の連続となります。

 

 

一つひとつの音が途切れたり、跳ねたりしないように、手首を柔軟に使って音の長さを保つようにしましょう。

 

そして、3度と6度の重音になれたら、両方が出てくる曲に挑戦してみてください。

 

いずれにしても、重音の弾き方のポイントは、上声と下声のバランス。
下声の音量は上声の半分くらいと考えてちょうどいいです。

 

 

重音の練習では、指の独立やレガートに配慮しながら行っていきましょう。

 

ちなみにショパンのバラード第2番は、難しいテクニックが必要になります。

 

重音を含むアルペッジョ(アルペジオ)の音をバランスよく弾くことで克服することができます。

 

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