ピアノ教本!バイエルの次は?

大人になってからピアノを再チャレンジしようと思うと、ブランクありピアノ教本選びや進め方で迷うことも多いと思います。

 

ピアノ初心者が最初に使う1冊目の教本でも、出てくる音域やポジションは狭かったり、広かったりで、教本にによって学習範囲はバラバラ。

 

ある程度の傾向はあるんですが、細かく見ていると教本によって違う点も多いものです。

 

 

私が思うに19990年代くらいまでは、日本でピアノ教本といえば楽曲主体で進んでいく「バイエル」だったように思います。

 

「バイエル」を使ってこなかった今の若い世代の保育士をしている人たちのなかには、メロディと伴奏のパターンがうまくできず、保育の現場で苦労しているという話もよく聞きます。

 

ただバイエルなどの歴史のあるピアノ教本は、1冊で教本として完結しているので、何を併用するかまでは使う側の判断にまかせてあります。

 

 

そのため、こうしたバイエルなどの教本の次は?など、大人になってからピアノを再開したりする人にとってどのように進めればいいのか、迷うこともこともあるでしょう。

 

ピアノレッスンでも、たとえば8分音符を学んだから、それを使った曲を弾くという考え方もあれば、この曲が弾きたいから、それに必要な音符や指使いを学ぶという考え方もありますね。

 

特に大人のピアノレッスンなどでは、憧れの曲に年単位の長い期間をかけて取り組み、曲を少しずつ練習しながら必要なことを学ぶ方法も現実的でしょう。

 

 

また、ピアノ教本における指使いは、算数に例えると足し算、引き算、掛け算、割り算と同じように段階を追って順番に学ぶべき重要事項。

 

優れたピアノの先生は「バイエル」でも、全調に移調させたりアンサンブルにさせたりするとか、どんどん料理して、いまの時代に必要な力を育てていく。

 

使い方がよければ、大人からピアノを始めた人でも効率良く弾けるようになる。

 

 

どんなピアノ教本を使っていようが、今より上達すれば構わないわけです。

 

結局、教本は楽譜であり、紙に書いたものでしかないので、それに命を吹き込むのは先生です。

 

音楽の成り立ちを読み解きながら、音符の中からいきいきとした音楽が生まれてくるようなレッスン。
いま本当に必要なことに焦点を当てて練習していく目的意識のあるレッスン。

 

 

良さそうな教本をチェツクしつつも、最終的には教本を使って音楽を学べるレッスンへ踏み出すのが理想でしょう。

 

結局のところピアノ教本は何を使っても、教え方さえよければ、ほとんど差はないと私は思っています。

 

なぜなら、ピアノ教本の進め方に悩んでいる大人の方でも、練習して上手くなれば長続きするからです。

 

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