間違いを弾かない!ピアノの効率良い練習する際の注意点
ピアノをやっている人なら効率良い練習をして上達したいというのは、誰もが願う思いだと思います
特に大人の方なら時間がないなか練習する人も多いので尚更でしょう。
実際、インターネットで「ピアノ 効率良い練習」と検索してみると、「1日○分でピアノが上達」とか、「効率良く上達させる練習の○つのポイント」など、いろいろな情報があります。
ピアノが上達するためには、効率の良い練習によって楽しくピアノを続けることが理想でしょうが、そこで注意しなければいけないのは「間違いを弾かない」ということです。
これは効率良くピアノが上達したいという人だけではなく、練習をたくさんやっているにも関わらずあまり進歩がない人」にも、意識して欲しことです。
なぜなら、私の経験からいって間違いに気づかないまま10日練習を続けてしまったような場合、悪い癖がなかなか直らないことが多いからです。
また、これは私もなんですが、人間ってなぜか一度間違えた部分は、同じ間違いを繰り返します。
ですが、注意して一回で直せた場合はたいてい直るんです。
せっかく時間がない中、ピアノを練習しても無駄どころか、かえってマイナスになってしまうのは、本当に残念なことですよね。
では、どうすればいいのか?
それは最初に間違いを弾かないようにすることです。人間の指は脳からの指令で動きますが、正しく覚えることもあれば、間違って覚えてしまうこともあります。
なので、最初に正しく覚えることが肝心です。
ピアノが上達するには、練習してやっと弾けるようになるくらいの難易度の曲が取り組むにはちょうどいいので、最初からスラスラとは弾けません。
早くその曲が弾けるようになりたいからといって、間違いを止まりながら弾くのではなく、初めからその曲をピアノで正しく弾くために、ゆっくりと片手で余裕を持って弾きはじめたほうが良いと思います。
余裕があれば、指番号はもちろん強弱記号だったり、スラーなどの表情記号なども注意を払って弾くようにすることができるからです。
間違いを弾かないというのは音だけではなく、その曲の表情や弾きやすい指使いを考えたり、楽譜に書いてある記号を間違ないように正しく弾くことも含まれます。
そして、最後に両手で練習をする。
上手く弾けないようなら、以前にも書きましたが「1フレーズだけ」とか「2小節だけ」とかというように短くして弾きます。
その際、確実に弾けたとしても、無表情に練習してしまうと、後で表情を加えることになり二度手間になるので、片手で弾く時にも音楽的に弾くことを意識するほうが良いです。
また、どの時代の書かれた曲か、といった様式も考えて弾くことも必要ですね。
バロックの曲をロマン派のように弾くのは良くないと思います。
やはり、正しい状態が一番美しい。
いずれにせよ。最初に間違いを弾かないということを頭に入れて、効率良く練習を積み重ねることが、最も確実に上達する練習のコツだと私は思っています。
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