ピアノの練習に工夫を！無理なく難しいところが弾けるようになるためには？
ピアノの練習に工夫をしていますか？
誤ったピアノの練習で自分を追い込んでいるという人もいるでしょう。
ピアノの上達は基本的には練習時間と比例しますが、適切でない誤ったピアノの練習をしてしまっている場合は反比例してしまうこともあります。
例えば、苦手なフレーズばかり何十回、何百回弾いていると指を痛めたりして、逆に弾けなくなってしまいます。
難しいフレーズを工夫せずに同じテンポで弾いていたら、大抵、弾けなくなります。
また、ひとつのことにこだわって練習すると他の部分がおろそかになってしまうし、気になる部分を意識しすぎてしまって弾けなくなってしまうことも…。
かといって闇雲に回数を増やして練習してもっとダメになる、という悪循環になってしまうことが往々としてあります。
ピアノに限らず楽器全般にいえることですが、練習時間はどれだけ効率よく全体を練習するかにかかっています。
しかし、良く見受けられるのは、反復練習だけをするなど、ワンパターンに陥っていることです。
できないから繰り返す、それだけではダメなんです。
速いパッセージが上手く弾けないなら、ゆっくりしたテンポなら調子が悪くても弾けるので、余裕のあるテンポから焦らずに弾いてみること。
練習に工夫をせずにひたすら同じテンポで繰り返すほど無駄なことはありません。
10回通して練習するんだ、なんて気合だけは入っている練習もたまに見かけますが、回数をこなすことが目的なら、その演奏は緊張のない、気持ちもこもっていない意味のない練習や時間になってしまいます。
苦手なフレーズはゆっくりやる、リズムを変える、絶対に弾けるゆっくりとしたテンポから徐々に速くするなどの様々な工夫が必要です。
いかに無理なく、難しいところが弾けるようになるか、そのための練習こそが、効率の良い時間と上達が比例する練習だと言えると思います。
ただ、「それをどうやったらいいのか？」自分では難しいことですよね。
だからこそ、誰か先生に教えてもらうことが大切なんだ。そう気づかされます。
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