大人がピアノを続けるコツ！ 押さえておくべきポイント
ピアノを続けるコツをこれからご紹介したいと思います。大人の場合、時間もないでしょうからなかなか続かないこともあるでしょう。
ですが、せっかく大人からピアノをやるなら長く楽しくやりたいものですよね。
まず、ピアノの上達で知っておいて欲しいポイントは、中級レベルくらいに弾けるようになると、それ以降はたいていゆっくり上達していく場合が多いということです。
ですが、多くの人は練習をしてもなかなか思ったように弾けないために、手が小さくて指も短いからだとか、自分には才能がないのではないかとか、ネガティブに考えて、いつの間にか弾かなくなってしまいがちです。
確かにオクターブなどの重音を弾くときには手が大きいと、手の筋肉も使いやすいので、腕に負担がかからずラクに弾けます。ですが、大人からでも手のひらの筋力をトレーニングしていると、手が小さくても広がった音がしっかりつかめるようになるんです。
実際、オクターブにぎりぎりしか届かないような小さい手でも、素晴らしい演奏をするピアニストはたくさんいます。
また、自分の音をできるだけよく聴くのもピアノを続けるコツの一つです。そうすることで、強弱や音のニュアンスなど、色々な面に気持ちが行き届くようになって、上達につながるのです。
そして、才能とは弾けない曲が弾けるようになることではないと私は思っています。努力するのも練習をするのも一つの才能だと思うんですよね。
楽譜を見ただけで全てを暗譜して、何も練習しないで弾ける天才もいるでしょうが、それはほんの一部の人だけだと思います。何より、それだけでは人を感動させられるような音楽かどうかはわかりません。
小さい時に下手で高校生くらいからすごく上手くなる人もいますし、子供の頃に上手でも下手になってしまう人もいます。
ですから、才能とは自分で育てるものだと私は思います。大人からでも決して遅くはありません。
特に大人の人は才能があるかないかでの判断でピアノをやめてしまうのはもったいないので、焦らずに上達を目指していくことこそが、一番の大人の方がピアノを続けるコツでしょう。
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