指の使い方

ここでは、ピアノを弾く上で大切な指の使い方を見ていきます。
今の上達の参考になれば幸いです。

指の使い方記事一覧

あなたは小指がとても弾きづらい、といった悩みを抱えていませんか?「指が動かしづらい…」「力が入らない…」などの小指の苦手意識がある人はとても多いものです。小指は他の指と比べても短くて細いので、それなりの練習や工夫をすることが必要です。小指に力が入らない、弾きづらい原因として考えられるのは、姿勢が悪いことや指の使い方が良くない、他の指より力が弱いことが原因です。ですので、今のピアノを弾く姿勢を正しく...

薬指が思うように動かなくてイライラしたことありませんか?実は、薬指は他の指と違い楽に動かすことが出来ないというのは殆どの人が感じているんです。特に、細かい動きや均等にバランスのとれた素早い指の動きが必要となる難易度の高い難しい曲になればなるほどこの悩みは出てくるものです。薬指が上手く動かない原因としては、もともと薬指だけは、腱が独立していないことが大きな原因です。薬指の腱だけは、中指と小指に引っ張...

ピアノを弾く際に、親指だけは細かな動きが出来ずいつももたついてしまい、リズムが乱れてしまうということはありませんか?音階(スケール)を弾く時に親指から弾きはじめたり、指くぐりしたりと使いずらい指ですね。他の指と比べても長さやついている場所なども違い、他の指とは扱うのが容易でないと感じながらも、具体的な対処法が分からずにそのままにしていると言う人もいるでしょう。実際に親指は、他の指と比べてみても関節...

ピアノが上達するには、脱力することが全ての基本になります。ですが、ピアノという楽器は弾き手を身構えさせてしまう不思議な力があるのではないかと思えるほど、殆どの人が指や身体に力が入りすぎています。そして、往々にしてピアノがなかなか上手くならないと悩む人の多くは、力が入りすぎているところに多くの原因があります。誰しも思うようにいかないと、つい力んでしまうのものですが、力ずくでピアノを弾こうとしても上手...

難しい音階やアルペジオなどのパッセージは、付点などのリズム練習をするように言われませんか?うまくパッセージが弾けないとリズム練習やゆっくり練習をしたりするように教えられることが多いものです。ゆっくりピアノを弾くことは、指の動きを一つずつ確認する上でも大切ですね。また、それぞれのパッセージの感じの微妙な違いなども分かってくるようになりますし、ゆっくり弾くことで普段は意識しないような所も丁寧に練習した...

左手の動きが、利き手の右手に比べて非常に悪いという悩みはありませんか?左手が右手につられたり、難しいフレーズの時に思うように対応できないなど、利き手が右手の場合は左手が、利き手が左手なら右手が、利き手でない為に動きが悪いという人は多いものです。また、左手だけが細かな動きをする時などは、それに気をとられて今度は右手がおろそかになってしまうなど、何かと利き手と逆の手は、どうしても苦手な人が多いですね。...

スケール(音階)を滑らかに弾くことが出来ていますか?ピアノを習っていると必ずといっていい程、このスケールの練習をさせられますね理想のスケールというのは、その中で全ての音が同じ音価(おんか)で、音量がズレがなく、全ての音がスムーズに流れていくようになることだと思います。ですが、途中でつまづいたりして、少しずつ乱れて綺麗に流れないといった演奏になっていることが多いものです。もともと人間の指は、それぞれ...

和音を2音以上を弾く時に、同時に弾いていた音がズレてしまう…、同じタイミングで打鍵出来ることもあっても安定しないという悩みはありません?同時に弾いている2〜3音がズレてバラバラに聞こえるなど、きれいには聴こえず、気持ちのいいハーモニーにならないで楽しめないのはもったいないですよね。そして、和音がずれて外すしてしまう改善策を何もしないで、何となく練習を続けていては同じことを繰り返すだけです。そもそも...

指を広げる練習方法をご存じですか?ピアノを弾く上で指をしっかり広げることは、音域の広い曲などを弾く時に欠かせないテクニックです。また、手が小さくて思うように弾けないという悩みがある人もいるでしょう。ですが、多くの人はどれくらい指が広げられらか、ということばかりに意識がいってしまいがちですが、ピアノで曲を演奏する際は、広げた指をしっかりと保ち、和音などが正しく弾けるかどうかが大切になります。したがっ...

ピアノを弾く際に、指を速く動かすことが出来ていますか?特に細かい動きや早いパッセージが出てくると、自分の指の動きの悪さに嘆いた方も多いのではないでしょうか?例えば、ハノンのようなフレーズで右手の粒が揃わないとか、左手がもたついてしまうこともあるでしょう。そもそもハノンのような同じ高さの音であるユニゾン音型は、元々は同じ動きですがら、左右のどちらかの手を刺激して、脳を活性化させるために、手だけを本来...

アルペッジョ(アルペジオ)上手く弾くことが出来ていますか?なめらかに美しい音でアルペッジョを弾けることは憧れのテクニックですが、指を広げなくてはいけない為、それだけ音を外すことも多く難しいと思っている人も多いのではないでしょうか。ご存じのように、アルペッジョ(アルペジオ)は、和音を同時にではなく低いものから又は高いものから順番に連続的に速く弾くことですね。指を広げようと意識しすぎいてしまうと手首な...

指またぎがスムーズに出来ますか?スケールなどで親指くぐりが出てくる時は、本当に自分の指かと思って しまうほど、動きの悪さが気になる人もいるでしょう。そして、ドレミファソラシを1234123という指使いで弾く時に、はじめに意識すのは親指くぐりのところではないでしょうか。親指は、内側に曲げることは日常生活でも良く行いますが、左右にに動かすことはあまりすることがありません。また、親指が他の指の下をくぐる...

オクターブを上手く弾くことが出来ていますか?趣味でピアノを弾いている人の中には、オクターブが届かないで苦労している方もいらっしゃるのではないでしょうか?ですが、オクターブは、手が小さい人でも訓練することで届くなっている方も多いものです。そもそもオクターブは、ほとんどは1と5の指しか使わない為に、そればかりに気をとられて、他の指や全体の手の形を忘れてしまっているような人が多いように感じます。なかでも...

薬指が弱いなど、指が思うように動かず、速い曲になると音が流れて、ドリルの粒が揃わないという悩みはありませんか?実際にドリルは、曲の中でも心に残るような強い印象があるところで使われることも多いので、ドリルに憧れて始めた曲も「指が思い通りに動かない」「どうしたら上手く弾けるのか分からない」と投げ出したくなることもあるでしょう。そもそも、ドリルの粒が揃わない原因とてし考えられるのは、楽譜に書かれているこ...

オクターブを弾くと手が痛くなるという悩みはありませんか?特に連続したオクターブのフレーズを弾くと、手が疲労して痛くなるという人も少なくないでしょう。それでなくても単発で弾いただけで手が痛くなるということも良く聞きますね。こうした悩みの原因としては、オクターブを弾く際の力のかけ方や抜き方のタイミングが悪いことや、手が小さいことからオクターブを弾く時に指がギリギリ届く、もしくは届かないので、無理やり手...

指の速い跳躍で、遠くの鍵盤を必ず外してしまうという悩みはありませんか?そもそも指の速い跳躍で正しい位置の鍵盤を外してしまうのは、最初の音を弾いてから次の音に跳ぶ時に弧を描くように軌道で移動するからでしょう。このようにすると指を移動させる時間が長くかかってしまい、移動しながら次の音を弾くようになってしまい、予備を跳躍した先の音を出すまでに十分な準備ができません。そうなれば、和音の発音のタイミングもち...

今からでも手を大きく、指を長く出来たらと思いませんか?ピアノを弾くには確かに手が大きいと有利ですね。とは言え、手の大きさや指の長さが成長期を過ぎたら大きく長くなることは物理的にはありません。しかしながら、毎日の訓練や練習で手を広げることは出来ます。具体的には、それぞれの指の水かきを伸ばして手が広がるようにするのです。例えば、ピアノがなくても出来る方法には、広げる手が右ならば、左手で補助しながら右手...

左手の伴奏など、オクターブのトレモロを疲れずに弾くことが出来ますか?トレモロはご存じのように、単一の高さの音を繰り返して小刻みに細かく演奏する技法で、オクターブのトレモロを弾く際には、手首の動きがポイントになりますね。そして、左手の手首の動きには、5の指がドアを回す時のような手前にくる動き、更に1の指が反対に体から離れるような2つの動きがあります。大抵はドアを回すような手首の動きが易しくて楽でしょ...

16分音符をなめらかにピアノで弾くことが出来ますか?16分音符などの速いリズムになると指がなめらかに動かないという人も多いものです。また、ある程度ピアノを経者したことのあるようなら、以前にハノンでもっと速く、もっと強く弾こうと一生懸命に練習した人もいるではないでしょうか。そのような人に見られるのが、16分音符が続くとテンポをスピードアップして、最終的には自ら追い込んで上手く弾けなくなってしまうなど...

速いパッセージを上手く弾くことが出来ていますか?学生の頃にピアノを習っていたが、趣味で大人からまたやり始めたものの、どうしても速いパッセージが弾けないという人も少なくないのではないでしょうか。速いパッセージ練習方法としては、まずメロディラインを頭に入れる為に、ゆっくり弱く弾いて音の並びを確認しましょう。弱く弾くとメロディラインが鮮明になってきますから、聞きながら気をつけて弾くことです。そして、その...

スタッカートが上手く弾けますか?スタッカートとは一音符ずつ短く切って、跳ねるように弾くと言うのが一般的な解釈でしょうが、連続で弾くのが難しいことから、要領を得ないという人も多いでしょう。実際にスタッカートが続くフレーズでは、次の音までの間隔が短くなってしまい、リズムなども悪くなって、全体のバランスが崩れがちです。また、スタッカートが連続する速い曲でも、次の音とくっついてしまいがちになり、歯切れよく...

ピアノを弾く際の手首の使い方が上手く出来ていますか?手首は指の動きを左右する大きな役割をすることから、手首の脱力が大切になりますね。そして、柔らかい手首の使い方ができるようになると、指を速く動かすことが出来るようになり、速いパッセージでも滑らかに弾くことが出来るようになれるのです。また、和音などを連続して弾く場合は手首を軸にして上下に動かしますし、スケール等で指をくぐらせる場合は手首を横に移動させ...

1つのフレーズを両手を使って弾く時に、滑らかに弾けないという悩みはありませんか?スケールやアルペジオなどの片手では弾けないフレーズは両手を使って弾きますが、それえでなくても長いフレーズは片手で弾いてもガタガタしてちぐはぐになってしまうのに、両手を使って滑らかに弾くのは尚更難しいものです。とは言え、長いフレーズはその曲で心に響くような部分に使われていることが多いので、見事に決めたいところですよね。更...

ピアノでの強弱をつける弾き方が上手く出来ていますか?特に強弱記号のp(piano)が出てくると音が抜けてしまうなど、苦手意識がある人も少なくないでしょう。実際に、p(弱い音)の状態を維持したまま長いフレーズなどを弾くことは難しいものですね。そもそもピアノの鍵盤の真ん中あたりには一度停止するポイントがあり、この鍵盤の半分程度の深さのポイントで音を出すことをハーフタッチと言います。分からない人はピアノ...

ピアノの指くぐりが上手く出来ますか?親指が他の指の下をくぐることを指くぐりと言いますが、問題なく上手く指くぐりが出来たとしても、元の手のフォームに戻す動作が素早く出来るかどうかで、その後のフレーズを上手く弾けるかどうかが決まってしまいますね。その為、くぐらせた状態から元の手のフォームに戻すことまでを含めて指くぐりととらえて、それぞれの動きが素早く出来るようにすることが大切です。そして、指くぐりのコ...

ピアノを弾く時に10本の指を独立させることが出来ていますか?大人からピアノを始めた方や、子供の頃にやっていたが、途中でやめてしまい大人になってからピアノを再びやろうと思うと、それぞれの指を独立させて上手く動かすことが出来ないという人も少なくないでしょう。そもそもピアノを弾くということは、鍵盤を押さえることだけに意識が向いてしまいがちですが、鍵盤から指を離す時の動作も同じように大切なんですね。これは...

フォルテ(f)がバシット決まらないという悩みはありませんか?連続したフォルテがある時やピンポインに出てくる場合に、どのように対応したら良いのかと弾き方に悩む事もあるのではないでしょうか?大きな動きで手を振り下ろしたり、全身に力を入れて弾くといった感じになっている人もいますが、フォルテのフレーズだからといって、叩くように強く弾いたりしてはいけません。実際にはその反対なんですね。そもそも叩くような弾き...

寒い日に指が動きにくいという悩みはありませんか?特に冬の寒い時にピアノを弾くと、指の動きが悪く、なかなか回復しないという悩みを持っ人も多いのではないでしょうか。また、何だか自分の指の動きに満足出来ないという人もいらつしゃるでしょう。寒くなると、どうしてもいつもよりまして指先に神経が行き届かなくなりやすいものですよね。そんな寒い時でも、指先への神経を行き届かせて指先の動きを良くする方法としては、荷物...

手が小さい、指が短く思うようにピアノが弾けないという悩みはありませんか?特にオクターブ以上の音域を掴む時には不利になりますね。また、音域の広いフレーズなどを弾く時は、どうしても手をしっかり広げて弾きたくなるものですが、かえって力が入りすぎて筋などを傷めやすくなってしまうので注意が必要でしょう。「指を広げなくちゃ」と意識が働いて力んでしまうと、その前後のフレーズまで弾きにくくなってしまうので、8割か...

ピアノでポジションの移動が大きくなると思うようにスムーズに弾けなくなるということはありませんか?クラシックなどでは、音域の広いメロディや伴奏の動きが大きくなることもあり、ポジションの移動が大きい曲は沢山あります。その為、決まった曲しか弾けないという人もいるでしょう。レパートリーを増やす為にも、ポジションの移動が多い曲は、いきなり両手で弾くよりは、片手ずつ慣れるまで繰り返し練習をして、音の動きはもち...

ピアノを弾いているうちに、気づくとテンポが速くなったり遅くなったりするということはありませんか?どんな曲を弾くにしても、一定のテンポで弾くことは重要ですね。そして、テンポがキープできず、崩れてしまう原因としては、不得意なパッセージが出てくると、それを弾くことで精一杯になり、テンポまで意識が回らなかったり、曲の流れを把握していないからでしょう。そんなピアノのテンポキープする練習として最も良いのは、メ...

ピアノで早弾きが出来ますか?これが出来ると、人から「おお〜」と賞賛されること間違いなしですね。早弾きが上達する曲↓↓とは言え、速く弾くといっても音の粒が揃わなかったり、リズムがおかしくなったのでは意味がありません。その為、まずはゆっくりなテンポで弾き、徐々に早く弾くように練習することです。この時に、メトロノームを使うとやりやすいでしょう。最初はアンダンテよりも少し速めのアンダンティーノのテンポから...

手首の回すようにピアノを弾くことが出来ますか?ドアノブを回すような手首の回し方をすることで、ピアノを弾く際に指を楽に速く動かすことが出来ますね。では、どのような向きで手首や肘の回し方をするのでしょうか?これは左右によってローリング時の回転方向が違います。左手は時計回り、右手は反時計回りが正しい回転の方向になります。ですが、時々左右共に反対の間違った方向でローリングさせている人も見かけます。そして、...

ピアノ弾き過ぎによる指や手首などの痛みの原因には、どのようなものがあるのかご存じですか?実は、オクターブや幅の広い和音、パッセージを練習した時に痛んだという人が最も多く、全体の7割近く占めるようです。また、腱鞘炎は母子の付け根に起きることが多いのですが、これもオクターブの練習で一番起こしやすく、手を広げるテクニックに頻発しています。日本人は欧米人に比べて体格が小さいですし、特に小柄な女性なら手も小...

ピアノの正しい親指の弾き方をしていますか?私たちの5本の指はそれぞれ性質が違いますが、中でも親指は他の4本の指とは付け根の位置がずれていますよね。音階を弾く時にも一番太くて強そうなので、親指で弾いた音だけが強くなりすぎないようにと注意されることも良くあるものです。また、向きも90度近く傾いているので、指を上げる際にも傾いたままで上げなければいけなくなります。その為、ピアノを弾く時に親指の第一関節か...

アルペジオの弾き方のポイントは何だと思いますか?ピアノは音階はもちろんですが、アルペジオを滑らかに弾くことも大切ですね。そんな長いアルペジオの弾き方でポイントにンるのが1の指(親指)です。そもそもアルペジオの特徴は、音階より手の横移動のスピードが速くなることなんですね。というのも、音階を弾く場合と比べて、音を1音か2音飛ばしながら弾くことになり、もし音階と同じ速さで2オクターブや4オクターブでアル...

一般的にピアノは、肘から指の付け根の関節までがほぼ水平になっていることが基本と言われていますね。ですが、稀に手首を下げて、手のひらで鍵盤を覆うような感じで、指もほとんど伸ばした状態で、指の腹ばかりで弾く人を見かけます。指の腹を使うことは音色を柔らかくなるなど、弾き分ける上で大切ですが、爪に近い指先を使うことによって得られる音色も多く、基本は指先は使う弾き方です。指先を使う為には、指を丸めて形作る必...

普段のピアノの練習が充実していますか?どのようにやれば効率よく上達できるのか、独学ではななかなか分からないものですよね。特にもっと上手になりたいと思って練習を続けている人や、昔に習っていたピアノを再開した方なら、そのような気持ちが強いのではないでしょうか。そして、スケールはピアノ弾きなら習得すべきテクニックの最も大切な基礎と言えるでしょう。何故なら、どんな曲もスケールと和音、アルペジオ、オクターヴ...

ピアノのテクニックのテキストとしてハノンは必要だと良く聞きますね。ですが、他の曲とどう併用していったらよいのか、使い方に悩む大人の方も多いのではないでしょうか。そもそもハノンなどを使う目的としては、実際の曲を弾く時に様々な技術的問題に対処できるようにする為でしょう。それには、5本の指を独立させて、色々な音形パターンや調性に慣れてスケールやアルペジオなどを弾き、更にはそれらを融合させて、様々な音形パ...

鍵盤を見ないで弾くことが出来ますか?ピアノは好きなのになかなか上達しないという大人の人も少なくありませんね。ですが、これが出来るようになるとピアノの上達が早くなります。指を見ないで目で追うのが楽譜だけになれば、時間の短縮に繋がるからです。ピアノが上手い人は鍵盤を見ずに楽譜を目で追いながら演奏することが出来るものですが、何故そんなことが可能になるのかといえば、読譜が瞬時に出来るののと合わせて、両手の...

ピアノがなかなか上達しない原因にも色々ありますね。オクターブやアルペッジョが上手く弾けない、指が速く動かないなど、ピアノを演奏する上で何かが苦手と思っている方は多いことでしょう。そのような苦手なテクニックがあると、誰しもそれを強化して弾けるようになりたいと思うものです。確かにそれぞれのテクニックの動きを練習することはとても大切なことですが、ただ、それだけを集中して練習しても思ったほどピアノが上達し...

手首の使い方が上手く出来ていますか?実はピアノは手首の使い方しだいでテクニックが上達するのです。そのそも体の各部分には得意なことと苦手なことがあります。体に無理がなく良いテクニックとは、体の各部分にそれぞれ得意なことをさせて、お互いが助けあった状態であるということなんですね。逆に、体に負担がかっているという場合は、それぞれの体の各部分に苦手なことをさせて、互いに動きをしにくくさせているしまっている...

部分練習をしっかり行っていますか?ピアノが上達するには、最初から終わりまでを何回も繰り返してもなかなか弾けるようにはなりません。当然、初めより終わりのほうが集中力も落ちてくるものです。また、1回間違えると、そこから最初に戻ってやり直すという人も多いですが、そうすると最初の部分だけ上手くなって、終わりになればなるほど弾けなくなってしまいます。ですので、模範演奏などを聴いて一曲を通して全体を把握するこ...

指と手のひらの柔軟性を意識していますか?ピアノは動いては止まってという弾き方ではなく、なめらかにゆっくり動き続けるのが理想ですね。鍵盤を押さえている間は指が動かないで、次の音を弾く時に動くということを繰り返すようになってしまっては、ぎこちなさや固さがいつまでたっても取れません。これは動きだけでなく、音楽の流れも悪くなりますし、レガートも上手く出来ないでしょう。その為、弾く時には指の関節と手のひらの...

和音を外してしまうということはありませんか?和音というと、2音、3音、4音などの音が様々な形で黒鍵と白鍵とが混ざって出てきて、時には手が届きにくいものもあります。その為、和音の中の音が同時に鳴らず、揃えて弾きこなすのが難しく感じている人もいるでしょう。多分そのように苦労している方は、和音を判子のように捉えているからかもしれません。つまり、指先を和音の形に合わせて固定し、どの指も同時に当たるようにし...

正しいタイミングでピアノを弾くことが出来ていますか?ピアノで必要になる指というのは、自由に動かせる、柔軟性がある、そして正しいタイミングで弾くことが出来る指ではないでしょうか。例えば、粒が揃わないで苦労したいう経験がありませんか?この原因として指が速く動かないからと思われる人も多いかも知れませんが、実際に注意深く音を聞いてみると、正しいタイミングよりもいくつかの音が早く鳴っていることも結構あります...

分散和音の弾き方が上手く出来ていますか?上手く音が響かないという人も少なくないのではないでしょうか。アルペッジョというのはとりもなおさず分散和音の一種ですが、私たちが通常いう場合、和音に記号のついたアルペッジョに比べると、手の開き具合が少ないような感じがあります。アルペッジョが高音域から低音域へ、もしくはその逆の方向に大きく動くことが多いのに比べて、通常いわれる分散和音は5指運動の中での動きのよう...

反復練習を行っていますか?ピアノを弾いていて、一番辛いことは進歩が感じられないことですね。「いくら練習をしても弾けるようにならない」「どの曲を弾いてもあるところから完成度が高くならない」「いくらやっても同じ問題でつまづき、レベルがちっとも上がらない」など、こんな経験をしている方も多いのではないでしょか。好きな曲を練習していて、いつも同じ箇所でつっかえてしまうような場合は、その部分の練習の仕方を見直...

ピアノの練習時間はどのようにしていますか?大人からピアノをやろうとすると練習時間がないという方も少なくないと思います。仕事などで帰宅後に、毎日決まった時間に行うのは難しいものですね。現実的には、ピアノに長く触れている時間が多いほど上手になると思っている方が多いことでしょう。ですが、練習をする目的は、昨日より少しでもうまくなるために行うので、時間や回数と上達は比例しないのかなと。もちろん、実際の練習...

ピアノのテクニックの練習をしていますか?ピアノを演奏するときには、弾くために動かす全ての体を、出来るだけリラックスさせた状態に保つことが欠かせないと思います。とはいえ、自分の目指す音をコントロールするには、ある程度の緊張も必要でしょう。流れるような自然の動きが出来るようになることは、ピアノをするすべての人にとっての永遠の課題とも言えるのかな。では、どうやってこの緊張と緩和のバランスをとるようにすれ...

身体の動きで、私はこのように動かしているつもりはないのに、してしまっていることもピアノではあると思います。例えば、打鍵と共に頭を下げる動きをしてしまうという人も良く見かけます。頭は独立していますから、動かしてはいけないということではないんですけど、たいていは肩や首が固まった状態の時に起こりやすく、弾きにくいと思った時になりやすいものですね。( ゚Д゚)これは、弾きにくいという指にとって厄介な状況を...

色々な曲をピアノで弾くには、腕の重みの移動で弾くことも必要になると思います。ピアノを弾くには、多くの人は左右のそれぞれの5本の指を独立させなければいけないと思っていることでしょう。このことはハノンのピアノ教本の第一部の冒頭にも、どの指も1本ずつ独立させるという練習と書いてありますからね。でも、手の構造から見れば、どのような練習をしても指が独立することはありえないと思います。何故なら、それぞれの指の...

ピアノでレパートリーを増やしたいという人も多いと思います。一方で、長年ピアノを習って練習を積んでいても、その時に習っている曲しか弾けず、レパートリーを全然増やすことが出来ないという人もいるでしょう。また、弾けるようになった曲も、今となっては過去の経験でしかいという人も少なくないのかな。そのようにならないようにする為にも、ピアノは継続することが大切になり、いかにショパンやベートーヴェンなどのピアノの...

ピアノ独特の指の運び方が上手く出来ていますか?離れた音を弾く時には、手を移動させますね。ただ、手先だけを移動させるのは良くありません。そのようにしてねじれ癖がついてしまうと、力みが出て、無駄な動きが増えてしまって、弾きづらくなってしまうからです。離れた音を弾く時には、手は鍵盤に対して平行に移動させますが、イメージとしては手の軸を保ったまま横にスライドさせるという感じです。軸を保つには、肩の付け根か...

ピアノを弾くときに、手の甲側や手のひら側の親指の付け根あたり痛みや違和感がありませんか?特にスケールや分散和音を弾く時に、痛みを覚える方が多いように思います。そのようになるのは、右手なら下行するときには他の指が親指をまたぐ動きや、上行する際にに親指が他の指の下をくぐる動きが必要になるからでしょう。親指の付け根あたりに痛みが出るという人は、親指の打鍵の仕方に問題があるかもしれません。そもそも親指には...

ピアノが上達するには癖を直すことも必要です。そんな癖による体に関する多い悩みとしては、次のようなものがあるかと思います。演奏中もしくはそ後に、痛みや疲労感、違和感などがあったり、はたまた音楽的な理解や曲の解釈を十分に表現できない、練習しているわりには上達しない。ピアノの先生から言われることの意図が分からない。もしくは指導を受けたとおりにやっているはずなのに、何度も同じ注意を受けるなど…。ピアノを弾...

ピアノを弾くときに細かい音符で指がもたついてしまうということはありませんか?特に左手で1オクーターブ以上の分散和音が上手く出来ないという方も少なくないでしょう。そもそも1オクーターブ以上の分散和音を弾くためには、指くぐりや指越えが必要になります。例えば、指が「5−3−2−1」ときたら、その後に「3」が「1」をまたがなくてはならなくなります。ここがポイントなんです。1オクターブ以上の分散和音が苦手な...

ピアノで幻想即興曲を弾けるようになりたいと思いませんか?ピアノをやっている方なら誰しも憧れの曲、弾きたい曲ってありますよね。ですが、そういう曲ってたいてい弾くとなると一筋縄ではいかないものです。そういう私は、ショパン作曲の幻想即興曲でした。この曲は右手が16音符、左手が3連符ですの合わせずらく、苦手な意識がある人にとってはこれだけで大変そうに思ってしまいます。私も、最初は出だしすぐにつっかえていま...

ピアノを独学で行っている人に絶対におすすめしたい方法があります。それは、いざというときに助けてくれる人を持っておくことです。楽譜に書かれて記号が分からないとか、テキスト説明の一部がどうしても理解できない、自分の解釈が本当に正しいのかどうか不安になった時などに、誰かに簡単なアドバイスを少ししてもらうだけで「目からウロコ」難なく壁をクリアすることが出来るようになることがあるからです。テキストに書いてあ...

ピアノを弾くと左手に力が入って強くなってしまうということはありませんか?そうなれば両手のバランスも崩れてしまいますよね。そもそも右利きの人の場合は、左手は力仕事がどちらかというと得意で、指をコントロールしながら微妙な強弱をつけて繊細な表現や複雑な表情づけなどの小技が苦手なんです。力をセーブして左手で弱い音を出すというだけでも、慣れるまでは大変なことです。そのうえ、右手と違う強弱をつけて表現すること...

ピアノを習う時には、クラシック音楽の教材が必要です。巷にはたくさんのピアノ教材があり、多くの場合、教材によって学習効果が大きく変わlってくるかと思います。良く知られている馴染みのあるものだと、バイエル、ハノン、ツェルニーなどの曲集がありますね。日本ではツェルニーだけをエチュードと思っている方も多いかもしれませんが、バイエルと同じようにヨーロッパなどではあまり使う指導者はいないようです。日本とは違っ...

右手で和音を弾く時にはたいてい一番高い音がメロディになっていますね。そうした時にメロディを強く弾きたくても、その音だけ強く弾くことは難しいものです。そのような場合、高い音を弾く力の入りにくい薬指や小指を使って音を際立たせるようになりますから尚更です。こうした和音の中からメロディを浮き立たせるのは高度なテクニックが必要です。何より、弱い指ではメロディを出しにくいですからね。ただ、音を際立たせるには、...

ピアノで速い曲を弾こうとすると細かい動きのところで指がもつれてしまうという人も多いのではないでしょうか。指が思うように動かないのはせっないものですよね( ゚Д゚)これを克服する最善の方法はトレーニングになりますが、スポーツ選手のように血と汗と涙の特訓をすれば上達するというものではありません。特に大人の方で趣味でピアノをやっている人なら、尚のことトレーニング自体が重荷になってしまったのでは、せっかく...

指の力が弱くピアノがすらすら弾けないということはありませんか?特に子供の頃にエレクトーンを習っていて、大人になってピアノを始めたという人に多いように思います。エレクトーンを小さい頃から習っていれば、楽譜なども読めますから、ピアノの基礎はだいたい出来ている筈。ですが、エレクトーンを長く弾いている人が、ピアノの鍵盤を重く感じることも少なくありません。電子楽器の鍵盤は一種のスイッチですが、ピアノの場合は...

ピアノで16分音符が上手く弾けますか?特に16音符が長く続くと、手が動かず速く滑らかに弾けないという人も多いのはないでしょうか。例えば、トルコ行進曲の中間部分などは16分音符の連続ですから、考えただけでも疲れてしまいそうです。ショパンの幻想即興曲でも冒頭は右手が16音符、左手が3連符で苦手な人にとっては、これだけで目が回りそうですね。こうした16分音符の弾き方でまず大切になるのが脱力すること。全身...

トリルを上手く弾くにもコツを掴むことが大切です。トリルの記号は「tr.」で、記号で示された元の音とその2度上の音とを繰り返し速く弾くことです。(隣り合った2つの音を交互に素早く惹く装飾音)そもそもトリルとは、「振るわせる」という意味合いがあるんですが、ピアノは徐々に音量が小さく弱くなる楽器なので、それに逆らって一つひとつのの音を長く保つために、隣の音との度重なる交代で音量やテンション維持、もしくは...

子供の頃にピアノを習っていた大人で、これからレッスンを再開される人はますます増えてくると思います。音大進学ではなく、別の道を進んだがピアノ熱い思いは断ち切れないで、また基礎から学び直したいという方や、大人になってまた弾きたくなり独学でレッスンを始めたなど…。それぞれのレベルは違っても、気持ちは一つ、真剣にピアノが上手になりたいと願っている筈です。ピアノは専門家になるわけではないからといって、軽く扱...

ピアノで連打の曲を弾くのが難しいと感じていませんか?とにかくものすごく疲れて、うんざりしてしまうという人もいるかもしれませんね。本当はもっと速く弾かなくちゃいけないけど指がいうことをきいてくれない…。そんなピアノの連打のコツは、弾力と脱力、鍵盤から手を離すスピードです。そもそも連打はスタッカートの固まりと言えるので、スタッカートの弾き方を良く思い出してください。手首を固くして、腕全体を上下させるよ...

ピアノのタッチが弱いと言われることはないでしょうか?でも、タッチってわかるようでわからない言葉ですよね。単に打鍵の強弱を指して言う人もいれば、打鍵時の速さや方向、音色まで含めて論じる人もいますからね。その為、自分ではタッチが強いと思い込んで、つい弱く弾いてしまうということもあるでしょう。そうしたことから、周りが言っているタッチと意味がズレていることだってあるかもしれません。ですが、そういう言葉の解...

ピアノで指が滑るからうまく弾けないということはありませんか?あるいは指の力が弱くて困っているという悩みは、ピアノを弾く人なら誰しも少なからず持っている永遠のテーマですね。ハノンやソナタをやっていても、今ひとつしっかりした指にならないいう人も少なくないように思います。面倒なのは、滑ることや指の力が弱いって、何かアドバイスもらったからといって急に直るというものでじゃないことです。やはり、毎日地道に練習...

月の光で拍子が上手くとれないということはありませんか?ドビュッシーの"月の光"は8分の9拍子の曲ですから、なかなかか厄介なうえに、テンポがゆっくりなので、拍や拍子感もわかりずらく上手くとりにくいですよね。その為、8分の9拍子は大きな3拍子でとらえるようにします。練習ではイチニッサン、ニィニッサン、サンニッサン(123、223、323)で9拍となります。そして、拍を前半と後半に分けたうちの、後半の俗...

ピアノの伸び悩みがありませんか?ピアノを始めて間もない頃は、ピアノに向かうたびに新しい用語だったり、奏法を覚えて演奏が上達していることを実感しやすいものです。ですが、ピアノの基礎的な段階をすぎてしばらくすると、新しいことを学習する機会も以前より減ってくるので、劇的な上達が感じられず目に見えて進歩していないように感じる人も多いかと思います特に大人になってピアノを始めた方なら、やはり指が思うように動か...

ピアノの長い曲の練習はどのようにやっていますか?ピアノはレッスンが進み、練習する曲のレベルがあがってくると、徐々に長い曲に取り組むようになってきます。そうした長い曲は、一般的には少しずつ区切って練習したほうが指や手の動き、リズムなどを正しく把握できますから、それだけ早く上達が期待できるでしょう。その為には、まずは曲全体の構成を把握する必要があります。そのうえで1曲をいくつかのブロックに分けるといい...

ピアノの指使いは、楽譜にある通りに守らなkればならないいでしょうか?指使いの基本が出来てくると、色々な応用をしなくてはならなくなりますね。そうなると音階とアルペジオの混じり合ったパッセージを弾くといった具合に、上達するにつれてより難しい曲を弾くようになってきます。なので、個人的には必ずしも守る必要はないかと思います。ただ、人間の指は10本の指しかないので、そう極端に変わるものではありません。ですが...

ピアノで柔らかい音を出すことが出来ていますか?曲を表現するには強弱や柔らかい音を出すためにソフトタッチが必要ですよね。ソフトタッチと言われるような小さい音をコントロールするには、まずは脱力しているかを確認して、指先に神経を集中させて自分が出したい音色をイメージして弾くということがコツになります。また、柔らかい音を出すときには、打鍵の速さをコントロールするということが大切になってきます。パッセージを...

ピアノでレガートがうまく弾けますか?レガートは、一つひとつの音を滑らかに繋げて弾くことなので、美しいピアノ演奏にためには欠かせませんよね。基本は音色や音の強さが全て同じようになることと、音同士の間に隙間ができないことです。一つの音だけが飛び出したり、音がデコボコしたりするとレガートには聴こえません。鍵盤をなでるように指を動かすとかいう人もいますが、ピアノは構造上、鍵盤を押した後の上げきる2ミリくら...

ピアノには筋トレは必要ないと思っていませんか?ピアノは指を上げ下げし動かして弾くわけなので、指を動かす筋トレが必要です。そもそもどんな曲にも合った速さというものがあり、適した速さで弾かないとイメージ通りの曲にはなりません。また、ゆっくりなら悪い弾き方でも弾けてしまうこともあります。ですが、テンポをあげると指を上げ下げするという素早い指の動きができないということがわかるので、テンポアップも必要なんで...

あなたのピアノの目標や課題は何ですか?ピアノに限らず、本来練習というのは、与えられた課題や自分の不得意なことなどをクリアしていくもの。ピアノを弾くという行為自体は、頭とカラダという2つの働きがあってこそ実現できるものです。頭脳面は、先生や教本などで学ぶものであり、それを実現するのが指の動きなんですよね。そして、その指を動かすのが筋肉なので、頭できちんと理解したものが筋肉に伝わって指を動かします。そ...

ピアノを上達させるには、独立した左手を作ることが必要です。何故なら、左手の練習をいいかげんにやっていては、弾きたい曲がいつまでたってもスムーズに弾くことができず、レパートリーも増えないからです。ピアノは右手でメロディを弾き、左手が伴奏を受け持つ曲が多いので、まずは無駄がなくスムーズに音階を移動できるようにする必要があります。そのうえで、右手と均衡のとれた独立した左手を作ることを目指すことが大事です...

ピアノを大人から始める人で、小さい頃はエレクートンを習っていたという人もいるかと思います。そのようなエレクトーンを長く弾いていた人が、ピアノのを弾くと鍵盤が重く感じ、指や腕の力が弱く感じてピアノが上手く弾けないということがあります。そもそも、エレクトーンとピアノはどちらも同じ鍵盤楽器ですが、全く違う楽器です。電子楽器のエレクトーンの鍵盤は一種のスイッチみたいなものですが、ピアノの鍵盤は、キーを押さ...

ピアノで曲を美しく上げることができていますか?曲には必ず難しいところがあるものですが、自分が難しいと感じるところは、誰にとっても難しいと感じるところがあります。ミスしてしまったり、弾きにくく感じるところを乗り越えないと、結局は美しく曲が仕上がりません。そんことはわかっていても、煩わしい部分練習はないがしろにしがちです。そして、いつまでたってもずっと難しいままになってしまう…。ミスタッチしたところな...

「この箇所を何時間もピアノで練習したけど上手く弾けない」ということはありませんか?私は、よくありました。私自身を振り返ってみて、大人の方の場合、なかなか練習時間を確保するのが難しいのに、上手く弾けないところを独学で闇雲に練習して、無駄な労力と時間を費やしている方が多くみられます。ピアノの上達は練習時間に比例するとも聞きますが、それは正しい練習をしているという条件付きです。何を重点的に練習したか、ど...

ピアノは好きだけど(練習は嫌い、という人も多いです。そのような人は好きな曲や有名な曲で練習するとレッスンも楽しくなるものですね。また、好きな曲を聴いているときに、脳が非常に活性化されているという結果が出ているようで、脳科学的にはいいらしいです。(参考:exciteニュース「茂木健一郎「脳にとって音楽は食べ物」)やはり、脳が喜ぶような好きな曲で練習することが大事だと思います。ハノンなどの指の練習でも...

ピアノで初見演奏ができますか?譜読みにかなり時間がかかり、初見演奏が苦手でという人も多いのではないでしょうか。初見演奏のコツは、よく言われますがまとまりで読むこと。例えば、曲の中の大部分を占める2度と3度の進行。2度は音が上下のどちらかの隣の音に進むことで、音名は「ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド」の順で、下なら「ド シ ラ ソ ファ ミ レ ド」の順になりますね。3度進行なら、最初の音を「ド」と...

ピアノを効率よく上達したいなら、練習のポイントを決めて行うことが大切です。何故なら、練習曲を弾いていても 何を練習しているのか、目的やポイントわかっているのとわからないのとでは練習の質が変わってくるからです。例えば、独学でピアノをやっている人に多いのですが、ひたすら練習して一曲完成したらまた別の好きな曲を練習という方も少なくありません。確かに練習しているときは楽しいですけど、時間もがかかってしまい...

ピアノが楽しいですか?ピアノに限ったことではありませんが、誰しも楽しいことには興味をもち、上達するのも早いものです。ピアノを弾くことは、本来、楽しいことです。楽譜という紙に書いてある音符が音に生まれ変わるという体験はとても素晴らしく、楽しいことのはずです。そして、皆がピアノが弾けたらいいなと思い、習い始めます。子供の場合なら、最初は親の願いから始まることもあるでしょうが、本当に嫌なら続かないもので...

大人になってからもピアノは基礎をやったほうがいいのか、と思われる方もいるかもしれません。今は昔と違い、大人の趣味で教室で習う場合に「この曲が弾きたい」と強い希望があればいきなりその日から曲練習に入ることもあります。これまでとは違う形のレッスンも行われていたりと、今は子供より大人のほうが趣味でピアノを習う人が多いくらいになって、ピアノの基礎の学び方、教え方も変わってきたように思います。ですが、一貫し...

「アルベルティバスが苦手」なんてこと、ありませんか?ピアノなどの鍵盤楽器の独奏曲では、演奏者が一人で旋律と演奏をこなします。多くは左手が古典系の柱となるアルペジオ(分散和音)の伴奏型を担当します。その際、右手の主旋律より大きくなり目立っなどしてはいけませんし、和音が変わるたびに類似の音型を反復するようになります。そんな伴奏型の代表的な存在がアルベルティバス。2分割系の拍子によく合い、弾きやすいこと...

ピアノをやっている人なら、弾ける曲の幅を広げたいというのは誰もが思う願いですね。音階で求められる技術は隣り合った指を次々に動かすというテクニックが必要になり、無駄がなくスムーズに移動できるようにすることが大切です。それには、10本の指を自由に動かせるようになること。それぞれの指が他の指に影響されずに独立して動くようにするというのはピアノを演奏するうえでの基本であり理想ですが、実際はなかなか難しいこ...

重音をキレイに弾きたい、ということはありませんか重音とは音階などのパッセージを3度、6度等で片手で演奏をするといった、1つ以上の音を同時に出すこと。重音の弾き方のポイントはバランス。上声と下声の釣り合いを取りながら、上声を明瞭にハッキリ目に演奏することです。とは言え、右手は中指、薬指、小指という弱い指が上声を弾くようになるので思った以上に難しいものです。そのため、まずはバランスを取る練習をすること...

ピアノで初めての曲をさらうときには、どうしても難しいパッセージなど、弾きにくい箇所が出てきます。ピアノの弾きにくいところの練習方法には・ゆっくりと速度を落として弾いてみる。・右手と左手を別々にさらう・長いパッセージは、2〜3小節に分けて、小さな単位にしての反復練習。・指使いを考える。などがありますが、アクセントをつけて練習する方法もあります。このとき、アクセントをつける音は順次ずらしていくようにし...

上手にピアノを弾けるようになりたいというのは誰もが願う想い。このページをご覧の方は、ピアノを練習していいて、指を早く動くようにしたいなど、何らかの上達のヒント得ようと考えておられると思います。また、すでに別の教則本や曲集、YouTubeなどの動画なども参考にされているかもしれません。ですが、これは対面のピアノレッスンでも言えることですが、そのレッスンや動画などに本当に役立つことが紹介されていたとし...

ピアノで楽譜をすらすら読める人をうらやましく思う人は少なくないと思います。かく言う私もその一人。しかし、普通の人でも工夫と努力で腑読みの速さは上がっていきます。とはいえ、ピアノを弾く人の中には、初めて渡された譜面を読んで、ほとんど練習なしに弾く初見の能力が通常では考えれないレベルといっていいくらい、高い人がいます。残念ながら私は初見があまり得意ではなく、譜読みもそれほど速いとはいえません。まずそれ...

ピアノの上達には、技術練習を重ねるのと同時にストレッチで動かしやすい指をつくっていくことも大切だと私は思っています。なぜなら、ピアノの指使いの難しさは、指の動かしやすさからきているからです。そもそも人間の5本の指は均一に動かせるわけではありません。例えば、俊敏な動きが得意なのは人さし指、それに続く中指に対して、親指はそれほどスピーディーな動きは得意ではありませんが、パワーがあり安定感があります。ま...

ピアノをやっている人なら効率的な練習をして上達したいと思っているはずです。それには、毎日の練習にもポイントを決めてやると良いと思います。練習する曲にも、テクニック中心の練習曲だったり、指や耳を鍛えたり、表現力を高めたりするものなどいろいろありますが、それぞれの目的を意識して取り組むことが大切です。例えば、この曲では「テクニックを一番に考えて」と思う時には、片手で弾いたりゆっくり弾いたりして、徹底的...

大人になってからピアノを再チャレンジしようと思うと、ブランクありピアノ教本選びや進め方で迷うことも多いと思います。ピアノ初心者が最初に使う1冊目の教本でも、出てくる音域やポジションは狭かったり、広かったりで、教本にによって学習範囲はバラバラ。ある程度の傾向はあるんですが、細かく見ていると教本によって違う点も多いものです。私が思うに19990年代くらいまでは、日本でピアノ教本といえば楽曲主体で進んで...

ピアノでいい音を出したい、なんてことありませんか?ピアノをやっている人なら誰もが思うことでしょうが、理想は作曲者の気持ちや思い、自分が感じたことを加えて「こんな音にしたい」と思い描き、それを指を通して具現化すること。これができることが、ピアノの本当の意味でのテクニックあるということだと私は思っています。ですが、この曲は「こんな風に弾きたい」と思っても、それが上手くできないことがありますよね。指が弱...

ピアノをやっている人なら効率良い練習をして上達したいというのは、誰もが願う思いだと思います特に大人の方なら時間がないなか練習する人も多いので尚更でしょう。実際、インターネットで「ピアノ 効率良い練習」と検索してみると、「1日○分でピアノが上達」とか、「効率良く上達させる練習の○つのポイント」など、いろいろな情報があります。ピアノが上達するためには、効率の良い練習によって楽しくピアノを続けることが理...

ピアノの練習に工夫をしていますか?誤ったピアノの練習で自分を追い込んでいるという人もいるでしょう。ピアノの上達は基本的には練習時間と比例しますが、適切でない誤ったピアノの練習をしてしまっている場合は反比例してしまうこともあります。例えば、苦手なフレーズばかり何十回、何百回弾いていると指を痛めたりして、逆に弾けなくなってしまいます。難しいフレーズを工夫せずに同じテンポで弾いていたら、大抵、弾けなくな...

ピアノを続けるコツをこれからご紹介したいと思います。大人の場合、時間もないでしょうからなかなか続かないこともあるでしょう。ですが、せっかく大人からピアノをやるなら長く楽しくやりたいものですよね。まず、ピアノの上達で知っておいて欲しいポイントは、中級レベルくらいに弾けるようになると、それ以降はたいていゆっくり上達していく場合が多いということです。ですが、多くの人は練習をしてもなかなか思ったように弾け...

ピアノを独学用のテキストに沿って練習していて、指が動かないことってありませんか?また、指が動く日と動かない日というのがあって困っている人もいるかもしれません。特に冬場の寒い日の朝は動かなくなりがち。そうした寒くてかじかんだ手でレッスンをする場合は、しっかりウォーミングアップなどの準備運動をすることが必要です。特にピアノを久しぶり弾く場合、ブランクがあると尚のこと指が動かなくて、どうしてもそこから先...

ピアノで良い先生から教えてもらいたいというのは誰もが思うことだと思います。ではピアノで良い先生とはどのような人でしょうか?ピアノを大人から趣味でやるにしても、初めから適当に音を出して弾くだけで良いなら先生もいらないですし、自己流で楽しめば良いのです。趣味とは言え、やはりそこには上達したい、という想いがあるからこそ良い先生からピアノを教えてもらいたいと誰もが思うわけですね。もちろん私もです!ピアノに...

ピアノのトリルが苦手という方へ。その原因は効率的な練習方法をしていないから。トリルをきれいに弾きたいのに指が動ない時、多くの人が反復練習をしています。もちろん、トリルを美しく弾くには必要な練習ですが、時間がとれない人は、ピアノを使用しないで手軽にできて、尚且つ効果的な練習方法をすべきです。私的には、指番号3(中指)と4(薬指)が特に動かしにくいように思います。やはり、早く動かすにも指を鍛えることも...

ピアノの実力をつけるにはどうすれば良いと思いますか?ピアノを始めたばかりで新しい曲に挑戦すると、指の動きやコントロールに戸惑うことがよくあります。しかし、これは当然のことで、未経験の指の使い方や筋力が要求されるからです。特にピアノ初心者にとって、この段階はまるで赤ちゃんの「よちよち歩き」の時期のようなものです。よちよち歩きの赤ちゃんに対して速く走れ、なんて強要して、できなければ怒鳴りつける、なんて...

「弾きたい曲が弾けない」なんてこと、ありませんか?ピアノの練習に励んでいる方なら、「この曲が弾けるようになりたい」という目標があるはずです。しかし、毎日練習をしても速いパーッセージなどの苦手な部分を克服する練習がわからない、というお悩みの方も多いと思います。指を速く動かそうとすると力が入りがちになるものですが、本当はその逆です。力をできるだけ抜く方が指は速く動かせるのです。「そんなことわかっている...

手が小さい、指が短いから決まった曲かしかピアノで弾けない、なんてことありませんか?確かにピアノは、手が大きく指の長い人は有利です。例えば、音域の広い和音を一度に押さえるような時に、指がもう少し長ければなぁ〜と思うこともあるでしょう。しかし、手が小さく指が短い人でも、指が開きさえすれば、押さえられないことはありません。大人になってから、指を長くすることはできませんが、広げることはできるわけですね。良...