トリルの苦手をなくす練習方法
ピアノのトリルが苦手という方へ。
その原因は効率的な練習方法をしていないから。
トリルをきれいに弾きたいのに指が動ない時、多くの人が反復練習をしています。
もちろん、トリルを美しく弾くには必要な練習ですが、時間がとれない人は、ピアノを使用しないで手軽にできて、尚且つ効果的な練習方法をすべきです。
私的には、指番号3(中指)と4(薬指)が特に動かしにくいように思います。やはり、早く動かすにも指を鍛えることも必要です。
日常生活には指を上にあげることは少なく、内側に曲げることがほとんど。そのため、指を上にあげる練習をして指をスムーズに動くようにしたほうが、トリルも美しく弾けるようになると思うのです。
そんなピアノを使用しないで指を鍛える練習方法としては、例えば右手の手の甲を机につけ、人差し指だけを机の下を叩くようにするのです。
この時には右手の第二関節で机の下に当たるように上向きの動きを意識することがポイントです。出来るようになったら3の指(中指)、次は4の指(薬指)、5の指(小指)と順番におこないます。
その次にいつもと反対の指を上にあげる意識でトリルで弾く練習をします。一生懸命にトリルを引き続けることは悪いことではありませんが、すぐに筋肉疲労を起こしてしまいます。
指を下に向かって動かすのは、日常生活で握る動きに近い動作になりますが、あえて上に向かって、いつもとは反対の動きでトリルの練習をするわけです。
その結果、いつも使うべき筋肉の裏側も鍛えることができ、指に安定した力もついてくるはずです。また、このトリルの苦手をなくす練習方法は、何も机でなくてもかまいません。
例えば、薄いノートなど左手に持ち、ピアノを弾く形に構えて、左手で持ったノートは右手の第三関節につかない位置で床と平行になるように構えます。
そして、人差し指と中指でいつもと違う上の動きを意識してトリルの練習をすれば、机の時と同じようにできます。
また、机やノートの他にも、下敷きやガラステーブルもおすすめです。硬くて安定しますし、フォームのチェツクもできます。
日常生活の中で気軽にできるので、トリルが苦手意識がある方は練習習方法の参考にしてみてください。
なお、集中的にやると疲れるので、長くても1〜2分くらいを限度として、息抜きもかねて隙間時間にやるのが良いかと思います。
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